加速度的にAI化が進むこれからの社会の中で、「人間にしかできないこと」としてクローズアップされるのが、芸術活動です。
この心の領域こそ、豊かな人生を構築していくうえで何よりの支えになります。
特にヴァイオリンは素朴なメカニックゆえ、一から音を作りあげていく難しさと、根源的な響きの体験を与えてくれます。最初から左右の手の協調を求められるという意味で、あまり小さいうちは難しいですし、感覚的に動きの組合せを習得するという意味では手遅れになる臨界期があります。個々人にとって丁度良い年齢を見極めてレッスンを開始することが、とても大切で す。
もし、お子さんがヴァイオリンに興味をしめしたら、まずは体験レッスンをお勧めします。教師は、開始時期とレッスン内容に関して適切なアドバイスをするはずです。
一方でピアノとは異なり、体格に合わせて楽器の大きさを選ぶので、その意味では早期教育に向いているとも言えます。
また弦楽器は、楽器の品質レベルによって大きく音質が異なります。必ずしも高額である必要は有りませんが、相性の良い、心地よい響きの楽器を選ぶことが肝要です。弾き手の耳の良さの1~2歩先をいく性能が、丁度良いと言われます。逆に楽器の性能が弾き手に比して低すぎた場合、耳を育てる機会を失うことになりかねません。(続く)
加速度的にAI化が進むこれからの社会の中で、「人間にしかできないこと」としてクローズアップされるのが、芸術活動です。
この心の領域こそ、豊かな人生を構築していくうえで何よりの支えになります。
特にヴァイオリンは素朴なメカニックゆえ、一から音を作りあげていく難しさと、根源的な響きの体験を与えてくれます。最初から左右の手の協調 を求められるという意味で、あまり小さいうちは難しいですし、感覚的に動きの組合せを習得するという意味では手遅れになる臨界期があります。個々人にとって丁度良い年齢を見極めてレッスンを開始することが、とても大切です。
もし、お子さんがヴァイオリンに興味をしめしたら、まずは体験レッスンをお勧めします。教師は、開始時期とレッスン内容に関して適切なアドバイスをするはずです。
一方でピアノとは異なり、体格に合わせて楽器の大きさを選ぶので、その意味では早期教育に向いているとも言えます。
また弦楽器は、楽器の品質レベルによって大きく音質が異なります。必ずしも高額である必要は有りませんが、相性の良い、心地よい響きの楽器を選ぶことが肝要です。弾き手の耳の良さの1~2歩先をいく性能が、丁度良いと言われます。逆に楽器の性能が弾き手に比して低すぎた場合、耳を育てる機会を失うことになりかねません。(続く)
Piu-mottoのレッスン室Aのグランドピアノはスタインウェイ社製です。ヴィンテージものと云われるもので、世界水準のクオリティを誇ります。
やはり反応の良いピアノで練習すると、音色に対する感受性が育つ土壌となります。自分の指先のタッチで微妙に音色が変化する体験は、耳と指の協応を育てます。徐々に変化する強弱とか、立ち上がりの鋭さとか柔らかさ、粒のそろえ方、ペダルの踏み方が感覚的に学び易くなります。
アップライトピアノも、良い電子ピアノも無く、簡単なキーボードで練習しているケースですと、そこはかなり難しくなります。
また中学年以降、体力・筋力もついてきてベートーヴェンやショパンの雄大なスケールと繊細な美しさを追求するようになると、アップライトピアノでは物足りなくなり、グランドピアノが欲しくなります。「なぜか、自宅のピアノが弾きにくいんです、、、」とは高校生の男の子。このところドビュッシー、シューマン、ショパンに取り組んでいます。
どのような場合でも、ご家庭やお教室はもとより様々なピアノにたくさん触れることをお勧めします。持ち運びできないピアノは、どんな状態の楽器でも弾きこなすことをピアニストに求めます。個々のピアノの個性を活かす感性が育ちます。
次回は引き続き、楽器のもつ驚くべき教育力について、お伝えしたいと思います。(続く)
Piu-mottoのレッスン室Aのグランドピアノはスタインウェイ社製です。ヴィンテージものと云われるもので、世界水準のクオリティを誇ります。
やはり反応の良いピアノで練習すると、音色に対する感受性が育つ土壌となります。自分の指先のタッチで微妙に音色が変化する体験は、耳と指の協応を育てます。徐々に変化する強弱とか、立ち上がりの鋭さとか柔らかさ、粒のそろえ方、ペダルの踏み方が感覚的に学び易くなります。
アップライトピアノも、良い電子ピアノも無く、簡単なキーボードで練習しているケースですと、そこはかなり難しくなります。
また中学年以降、体力・筋力もついてきてベートーヴェンやショパンの雄大なスケールと繊細な美しさを追求するようになると、アップライトピアノでは物足りなくなり、グランドピアノが欲しくなります。「なぜか、自宅のピアノが弾きにくいんです、、、」とは高校生の男の子。このところドビュッシー、シューマン、ショパンに取り組んでいます。
どのような場合でも、ご家庭やお教室はもとより様々なピアノにたくさん触れることをお勧めします。持ち運びできないピアノは、どんな状態の楽器でも弾きこなすことをピアニストに求めます。個々のピアノの個性を活かす感性が育ちます。
次回は引き続き、楽器のもつ驚くべき教育力について、お伝えしたいと思います。(続く)
今年も、調布のくすのきホールにて「夏の大きな発表会」を無事に終えることができました。
今回の参加者は50名となり、二部に分けたとはいえとても長いものになりました。最後まで聴いて下さった方々には、ほんとうに感謝です。
年々、生徒さんたちのレベルが上がっていることの一因が、先輩の演奏にあります。
「○○先輩が弾いたあの曲が弾けるようになりたい‼」という声が聞こえてくると、早速その先輩には伝えるようにします。自分の演奏が人に感動を与えた、という体験はなにか不思議な、神聖なものとして残るようです。
弾き手も聴き手もともに、得難い体験になります。
今年も、調布のくすのきホールにて「夏の大きな発表会」を無事に終えることができました。
今回の参加者は50名となり、二部に分けたとはいえとても長いものになりました。最後まで聴いて下さった方々には、ほんとうに感謝です。
年々、生徒さんたちのレベルが上がっていることの一因が、先輩の演奏にあります。
「○○先輩が弾いたあの曲が弾けるようになりたい‼」という声が聞こえてくると、早速その先輩には伝えるようにします。自分の演奏が人に感動を与えた、という体験はなにか不思議な、神聖なものとして残るようです。
弾き手も聴き手もともに、得難い体験になります。
新企画「メカニック講座①」で集まった質問アンケートを、ご紹介します。
2023年度もいつも通り、3回の発表の機会を設けました。
4月にはレッスン室での「弾き合い会」、8月には大きなホールで個人の「ソロ演奏会」、2024年1月には小ぶりのホールで「アンサンブルとお楽しみ会」。今回のアンサンブルコンサート2024では新企画として、長年お世話になっている調律の村上武士先生をお呼びし「ピアノのメカニック講座①」を行いました。会に先立ち、生徒さん達には質問を募り参考にさせて頂きました。
意外な疑問、頷かされる疑問、みんなが知りたがっている疑問など、沢山いただき、当日は短い時間に全てを充分に扱うことはできませんでしたが、まずはここにアンケートの一部をご紹介いたします。
また、解答については内容を取りまとめ、随時ブログに掲載していく予定です。
新企画「メカニック講座①」で集まった質問アンケートを、ご紹介します。
2023年度もいつも通り、3回の発表の機会を設けました。
4月にはレッスン室での「弾き合い会」、8月には大きなホールで個人の「ソロ演奏会」、2024年1月には小ぶりのホールで「アンサンブルとお楽しみ会」。今回のアンサンブルコンサート2024では新企画として、長年お世話になっている調律の村上武士先生をお呼びし「ピアノのメカニック講座①」を行いました。会に先立ち、生徒さん達には質問を募り参考にさせて頂きました。
意外な疑問、頷かされる疑問、みんなが知りたがっている疑問など、沢山いただき、当日は短い時間に全てを充分に扱うことはできませんでしたが、まずはここにアンケートの一部をご紹介いたします。
また、解答については内容を取りまとめ、随時ブログに掲載していく予定です。
Piu-mottoには脳科学や発達理論に支えられた段階別カリキュラムがあります。
子供は日々、成長していきます。本来「もっと学びたい、もっと体験したい」と願っている子供たちそれぞれの「今」に、ぴったりの課題で進歩が実感でき、楽しく上達します。
一人一人の得手不得手に細かく対応する個人レッスンと、楽しく互いに高め合うグループレッスン。
ソルフェージュや合奏はなるべくグループで行います。ピアノ・ヴァイオリン・チェロや管楽器・打楽器など、合奏の際はそれぞれの楽器の専門家が入ります。
個人レッスンを軸に、ご希望や必要に応じて進めていきます。
Piu-mottoが現在、行っている音楽教育講座は“Method of Movement with Music”(教育者のための音楽と動きのメソッド)のインストラクター養成講座です。 特に子供を対象とする教育者が、動きを通して楽しく、かつしっかりとした発達理論を背景にレッスンを進めるための基礎を学ぶ、全12回のコースです。
現在、首都圏各地から現場の先生方が受講されています。
(第3期は4月開講予定。詳細はお問い合わせください)